JSPPの学び

「~英語教育を一段と活発化~」

小学部では使える実践的な英語力を身につけるため、アウトプットの機会を重視。2023年度からはプノンペン大学の学生との英会話授業、世界の日本人学校との英語を使った交流、日本の小学生との定期的な英語交流を行います。それに加え、英語科独自の校外学習も実施しています。各児童にミッションカードを配布し、そのミッションをクリアするためカフェ、スーパーなどで買い物を行っています。インプットとアウトプットを融合させ、実践的な英語力を育成しています。

近所の市場へ 英会話フィールドワークの様子

中学部では、英語の授業は週4時間あります。基本的に授業は英語で、日本の英語の先生と英語講師のチーム・ティーチングで行っています。現地のインター校との交流会でプレゼンテーションをしたり、授業の中でパフォーマンステスト(自分が好きな演説や映画のシーン等を暗記して、身振り手振り等を含めて発表する等)なども行っています。ただ、各都道府県や私立高校等の受験に対応するための総合問題や、文法の解説等で日本語が必要な場合には日本語で説明する時間も大切にしています。2023年度からは月2回程度プノンペン大学の学生との英会話授業も加わり、さらにアウトプットに力を入れます。
また、イオンモールに職場体験でお世話になっており、海外ならではの職場体験を経験することができます。生徒は割り当てられた部署や店舗で2日間、英語またはクメール語のみでイオンの方から仕事の説明を受けたり、実際に接客したりします。

 英語による発表会の様子

「情報教育~世界と繋がり学び合う~」
ピンチはチャンス!新型コロナウィルスの感染症対策のための休校の際に一気に進めたオンライン授業。そこで得たノウハウを対面授業でも活かし、ロイロノート、Zoom、Google各種サービスを使い分けながら授業の効率化、深化を進めています。Zoomを使えば世界はより小さく身近に。これまでに繋がった人物・場所は、ノーベル医学賞を受傷した山中伸弥さん、南極大陸の昭和基地、ハワイのすばる望遠鏡、南米ボゴタ日本人学校、グアム日本人学校、ミラノ日本人学校、日本各地の小中学校、大事を取って休んだ近所の友だちの家、などなど。世界各地と繋がって学習を進めています。
メタバースの世界を体験中
映画監督とのZOOM授業の様子
「SDGsの狙いに即した実践を!」

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、国連が策定した、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。児童生徒一人一人が「地球に生きる一人の人間」として、SDGsを意識した様々な授業に取り組んでいます。

実践例①各クラスの学級目標とは別に17のターゲットから1つ目標を選び、達成のために1年間クラスで協力し、学習発表会などで報告。(総合の授業で年間を通して学習する) 実践例⓶SDGsに関して積極的に取り組むグアム日本人学校とのZOOMでの交流 実践例③SDGsを推進する国連、JICA、NGOその他企業などと連携し、ゲストティーチャー、ZOOMなどで交流

G8学習発表会動画

国連が掲げる持続可能な社会の推進は、プノンペン日本人学校から発信していく気概で、これからも意識を持って学び・行動していきます。

 キッズDavos会議 山中伸弥教授の講演会の様子

 学校周辺の清掃活動の様子

スマイルグループ活動

スマイルグループとは、小学1年生から中学3年生の縦割りグループのことです。 遠足や清掃、運動会でグループごとにリレーや大縄跳びの競技で活動しています。 上級生は下級生に教えたり、下級生のことを考えて活動することでリーダー性が育ちます。 下級生は上級生をよき手本として、成長していくことができます。 日常生活でも全校児童生徒が学年の壁をこえて、仲良く助け合う絆ができています。

お迎え遠足
運動会
6年生がリーダーになり、全体をまとめます!
スマイルリレー
大縄跳び